研究者紹介

経歴

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研究者:廣見 勉
Dr.Tsutomu Hiromi

 

1947年生
1974 年 L.A.U(ロスアンゼルス大)M,Eng 学位
1976 年 L.A.U(ロスアンゼルス大)Ph,D 学位

過去の研究(サンディエゴ海水淡水化装置・シカゴ下水道局施設、ウイスコンシン・逆浸透圧装置実例etc)を経て、おもに生物学的水処理応用を実現化させるとともに、オゾン応用水処理装置の研究を手がける。

オゾン応用技術の重要性

オゾン活用とは、 もともと地球上に存在する自然科学から学ぶ技術です。 私は自然が自然を浄化できることに心を打たれ、40年間という長きにわたって オゾン応用技術を代表的な洗浄殺菌設備として具現化し、さらに効率や成果の研究を重ねてまいりました。

そこでオゾン応用の使命は、化学物質に頼らない殺菌、分解、生物コントロールなどに注目を受け、活用のための世界基準を形成する事態が始まろうとしています。

一方で、人体への健康維持のための医学療法に活用が始まっている事実とともに、工学的活用の場で、オゾン・ナノバブルによる酸化や風化促進の発見があり、改めて最も必要な生体への「水」の在り方が見えてきました。

私たちは、より健康な体質を次世代につなぎたい信念です。この信念のもとにお客様とともに問題を共有し、オゾン応用技術でできる成果を、多くの方にお届けしていきたいと思っております。

学術研究加入

・日本医療・環境オゾン学会(個人会員)

執 筆

1990年 4月 月間「食品流通技術」㈱流通システム研究センター発行
1993年 2月 新刊「オゾン利用の新技術-空気蘇生化技術」サンユー書房出版

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オゾン乾式利用実績

1989年 5月 松下電器産業(株)/松下電池工業(株):冷蔵庫脱臭器「ダッシュ・クリーン」開発
1993年 3月 空気清浄脱臭環境浄化機の開発~特許取得
1993年 11月 トイレタリー脱臭器の開発
1996年 8月 脱臭機能付き生ゴミ消滅機の開発
1997年 4月 HACCP・O-157対策・厨房殺菌装置の開発
1998年 10月 VOCホルムアルデヒド対策・空気浄化装置の開発
2001年 10月 県北部RDFプラント・オゾン接触・触媒併用・大規模脱臭
2003年 10月 エアーセキュリティ「Air SecurityⓇ」発売http://airsecurity.jp/

オゾン湿式利用実績

1998年 10月 第9回・廃棄物学会研究発表 (産学共同~大阪大学工学部環境工学)
「焼酎粕の固液分離・オゾン生物処理に関する基礎的検討」
1998年 12月 第5回・日本生物工学会/九州大会発表 (鹿児島大学)
2000年 6月 オゾン・マイクロバブル混和による農薬廃液の処理研究
2001年 3月 企業出向にて環境事業アイテムの技術指導 (設計・製作・工事・管理)
2004年 6月 豚糞尿処理施設の建設(内閣府・沖縄県宜野座村)-指導
2006年 2月 アルギン酸を用いた水溶性有機物の分離研究(北海道澱粉廃液の研究)
2008年 1月 オゾンスクラバー脱臭建設(中部飼料㈱・㈱スマック)
2008年 6月 マイクロバブルの具現化に着手(オゾン応用・省エネルギー型廃水処理の研究)
2012年 1月 機能水製造装置の納入開始

講 演

1987年 4月 サンユー書房 「オゾンによる滅菌と濾過」
1989年 12月 〃 〃 「オゾン応用における実践的な対応」
1990年 7月 〃 〃 「オゾンによる海水の循環浄化システム」
1991年 12月 〃 〃 「画期的なオゾンセンサーの開発」
1992年 12月 〃 〃 「オゾンによる空気清浄脱臭器について」
1998年 10月 第9回・廃棄物学会研究発表 (産学共同~大阪大学工学部環境工学)
2001年 2月 〃 〃 「HACCPとオゾン利用について」

企業技術支援

1998年 9月 京都府知事/創造法認定「焼酎粕資源化技術」
1999年 12月 和歌山県知事/創造法認定「梅廃液資源化技術」
2000年 6月 鹿児島県知事/開発技術認定「空気蘇生化技術」

工業所有権:特許10件(海外取得5件) 申請中15件